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松坂桃李×白石和彌監督にインタビュー!「絶対使えないだろうな、というシーンも使っている」

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(以下、『かの鳥』)で、大人たちのいびつな愛の形を描き出した白石和彌監督は、劇中、ペラペラペラ男こと二枚舌の薄っぺらい水島真役を松坂桃李さんに託し、見事なタッグを組みました。

おふたりの二度目の共作となったのは、信頼と裏切り、暴力と欲望、正義と非道が渦巻く骨太映画『孤狼の血』。松坂さんは、昭和63年の暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾の部下、日岡秀一を熱演。

松坂さんと白石監督にインタビューを敢行すると、作品の痺れる感じとは違う、終始笑いが飛び交う温かい時間になりました!

Q:白石監督とは2回目になります。撮影はいかがでしたか?

松坂桃李(以下、松坂):おもちゃにされました(笑)。けど、それがすごく心地いい感じというか、楽しかったんです。僕の中ではいい思い出しかなくて。もちろん撮影は朝までやったりもしていましたし、体力的に……きつかったですよね?

白石和彌監督(以下、白石監督):きつかったよね~。300人くらい最初は外にギャラリーがいて、桃李くんが出るのを待っている方もいたんだけど、最後はふたりになっていたからね(笑)。

松坂:(笑)。(撮影地の)呉の方たちは、温かかったですよね。

白石監督:ねえ!一緒に『かの鳥』をやったときは時間も短かったし、がっつりという感じではなかったけど、「おや、この人は一緒に勝負できる人なんだ」と気づいていました。今回はようやくどっぷりできて、桃李くんの魅力に、より気づいていった感じでした。物事に対して嘘がなく、真っすぐ向かっていく日岡の感じは、桃李くんがいつも役に向かう姿勢とすごくダブるんだろうな、と思っていましたし。

松坂:おっしゃっていただいたように、日岡のガミさん(※大上)に向き合う感じは、僕も役と向き合う感じでありたいと思ってはいました。

白石監督:美人局をしなさそうな感じとかね!

全員:(笑)。

白石監督:あ、している?

松坂:しないですよ(笑)!

Q:『孤狼の血』は衝撃的な場面も多いです。撮っていてテンションが上がったところはどこでしたか?

白石監督:上がったのは、(松坂さんの)ファーストカットですね。パチンコ屋に入る直前の、役所さんと桃李くんの歩きのシーン。支度が終わってバッと出てきたところの役所さんと桃李くんの感じで、一気に世界観が見えたんですよ。しかも役所さんが、ファーストカットが終わったときに「緊張したぁ!」って言っていて。役所さんほどの方でも緊張するんだ、って言っていたよね?

松坂:言っていましたね!

白石監督:「俺、ヤクザに見えますかねえ?」と言われて、「いやいや、刑事ですから」、と(笑)。

松坂:(笑)。

白石監督:そこからずっとテンションは上がりっぱなしですよ。最終日に近いときに、真珠を抜くシーンとかがあって。「まだあった、こんなシーン」みたいな。ずっとその繰り返しでしたね。

Q:冒頭すぐのパチンコ屋の一連のシーンも真珠のシーンも強烈ですよね。

松坂:牛乳をぶっかけるところとか、好きです。笑っちゃいましたけど!

白石監督:最高だよね(笑)。

松坂:真珠を取り出すところも興味深かったですね。「すごいなぁ、絶対使えないだろうなぁ」と思って試写で観たら、「使っているわぁ!」って(笑)。楽しかったですね。

白石監督:楽しかった。

Q:個人的には、何回か出てくる養豚場がどれもすさまじかったです。

松坂:ああ(笑)。僕も好きですね、特にファーストカット。あれで『孤狼の血』はお客さんに「これが入り口だよ!」と教えてくれているというか、「ワンシーン目で、これくるんだ!」って、観ていて、すごくワクワクするじゃないですか。「これ以上の場面、あるの!?」と思うハードルを、どんどん超えていくという意味でも、ファーストシーンがすごく好きなんです。

Q:松坂さんも上がりっぱなしでしたか?

松坂:僕は新しい作品が決まったときに、衣装合わせとかで意外とテンションが上がったりするんです。今回、衣装合わせに入ったときにも、衣装を着てみて「ああでもない」「こうでもない」という話し合いで、段々ヒートアップしていくんです。『孤狼の血』はめちゃくちゃすごい座組みでしたし、クランクインが待ち遠しくなる感じはありました。

Q:白石監督からのオーダーで、現場で「ここまでやるの?」ということもありましたか?

松坂:そうだなあ……。ちょっと違うかもしれないけど、濡れ場っぽいシーンのときに、毎回茶化すのをやめてください。

全員:(笑)。

松坂:妙なハードルの上げ方をするんですよね。「できるよね?」みたいな。

白石監督:服を脱がせるシーンは、桃李くんの右に出る者はいないから。

松坂:いる、いる、いる、いますから(笑)。(取材・文:赤山恭子、写真:岩間辰徳)

 

インタビューは後編に続きます。

☆後編はこちら

映画『孤狼の血』は5月12日(土)より全国ロードショーです!

 

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1:NOSHの公式Twitterアカウント(@nosh_media)をフォローし、以下ツイートをRTしてください。

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※ 当選者の方に限り、NOSH編集部よりDMにてご連絡いたします。応募期間後もアカウントのフォローをお願いします。また、当選のご連絡後、2日間ご返信がなかった場合は無効となりますので、ご注意ください。

【応募期間】

2018年5月7日~2018年5月12日まで

【注意事項】

※ 鍵付きアカウントは応募状況の確認ができないため、無効といたします。

※ 本プレゼントキャンペーンにおいて、不適切な行為がされていると判断しましたアカウントは、対象外となります。

※ 本プレゼントキャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

※ インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用は読者様のご負担となります。

※ 応募時の内容に記載不備がある場合は、無効となります。

※ 抽選に関するお問い合わせは一切お答えいたしかねます。

役所広司/松坂桃李 真木よう子 江口洋介

原作:柚月裕子(「孤狼の血」角川文庫刊)

監督:白石和彌 脚本:池上純哉 音楽:安川午朗

撮影:灰原隆裕 照明:川井稔 録音:浦田和治 美術:今村力

企画協力:株式会社KADOKAWA

製作:「孤狼の血」製作委員会 配給:東映 126分

www.korou.jp

(c)2018「孤狼の血」製作委員会

2018年5月12日全国ロードショー

赤山恭子
エンタメライター
エンタメ雑誌編集部、映画のディストリビューターを経て、現在は主に映画&テレビ関係のインタビューや取材を担当。基本おもしろ好きなので、いろいろなところに首を突っ込んでは、ワクワクした毎日を過ごす。
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