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松岡茉優が語る「万引き家族」と「勝手にふるえてろ」の演技の違い

松岡茉優さんが2日、早稲田大学の人気講座『マスターズ・オブ・シネマ 映画のすべて』のゲストとして登壇。松岡さんも出演し、先日『第71回カンヌ国際映画祭』でパルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と共に、作品の裏話や女優業に対する思いを語りました。

『マスターズ・オブ・シネマ』とは、監督、脚本家、俳優などをゲストに招き、映像制作に対する姿勢や手法を学ぶ講義のことです。今回は2人の話を聞こうと、約500人の学生が集まりました。

松岡さんが初主演した映画『勝手にふるえてろ』を好きな作品に挙げた是枝監督は、『万引き家族』との演じ方の違いについて質問を投げかけました。松岡さんは「是枝さんがそれ聞きます?」と一瞬戸惑いますが、思い直して「でも、決定的に違うものがあります」と語ります。

『勝手にふるえてろ』では、これまで培ってきたジンクスや「ここはこうするべき」と凝り固まったものの集大成が詰まっていると述懐。「でも“万引き家族”でそれをやると全然OKがでないんですよ!」と松岡さん。「作為的なもの(演技)が出るとダメなので、全部捨てるしかない」と自然体で挑んだところ、ようやくOKをもらったことを明かしました。

松岡さんは同作の撮影時を振り返り「いままで(の作品)は経験値で戦ってクリアしていたけど、今回のゲームはそれをなくしたレベル1からのスタート」と独特な例えで表現。いざ、樹木希林さんや安藤サクラさんといった大物女優と対峙すると「ネクストステージに立ったつもりなのですが、レベル100の方々にはちょっとまだ(太刀打ちできない)……」と心境を吐露しました。

ほか、『万引き家族』の配役選びについて是枝監督は「各世代で1番演技がうまい人を集めるのがコンセプトでした」と回顧。それを聞いた松岡さんは大喜び。記者に「これは書いておいてくださいね!」とアピールし、学生を笑わせます。

後半には学生からの質疑応答がスタート。「カワイイも演技で表現できますか?」という問いには、「作れると思います」とキッパリ返答します。これには是枝監督も「カワイイポーズをさせると上手いもんね」と同調。松岡さんは「演じる演じない関係なく、女の子も男の子も“こう見られたい”というのを絶対作れると思うし、私はそれを実践しています」と言い「研究を重ねれば、その先にカワイイがあるので」と学生に語りかけていました。

映画『万引き家族』は、6月8日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開予定です!

浜瀬 将樹
エンタメライター
バイク雑誌編集者を経てフリーに。芸能関係の仕事をしていた経験を生かし、テレビや映画の取材・インタビューを担当する。得意ジャンルはお笑い。劇場にも足を運び、情報収集を欠かさず行っている。
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