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「旅猫リポート」福士蒼汰に単独インタビュー!「初めて自分の映画で泣きっぱなし」

大人の魅力が増し、俳優としてのキャリアを積み重ねている福士蒼汰さん。

福士さんは、有川浩さんが2012年に発表した『旅猫リポート』の実写映画で主演を務めています。
心優しい青年・悟(福士さん)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナ(声:高畑充希さん)と一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところから始まる物語。

幼い頃の親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきた様々な人たちを訪ね、悟の知られざる過去や秘密が明らかとなる、感動的な作品に仕上がっています。

劇中そのまま、やわらかい雰囲気を纏った福士さんに、ナナと一緒に、NOSHの単独インタビューに答えていただきました!

Q:ナナとは、いつぶりの再会ですか?

福士蒼汰(以下、福士):昨日ぶりです(笑)。

Q:すっかり打ち解けモードですね。初対面のときのことを覚えていますか?

福士:もう、とってもかわいくて、とにかくフワフワしている、と思いました。自分はナナのことがすごく好みのタイプだったので(笑)、ぎゅ~ってしたくなったんですが、ナナは抱っこが嫌いですぐ逃げちゃうんです。ね?(※ナナに)

Q:悟は、最近の福士さんの演じた役にあまりない、すごく純粋な青年に見受けられました。どうやって役を掴んでいかれたんですか?

福士:今回はあまり役を作り込むことをしていないんです。キャラクター性を強く出さずに、リアリティを持ち、普段の自分に近い形でお芝居をしていきました。三木(康一郎)監督が、撮影する前に「福士くんの素の感じが、悟を演じるにあたっていいんじゃないかな」と提案してくださったので、それをヒントに悟という役を考えていきました。自分の猫や動物、人に対しての「好き」という距離感、話し方、接し方を大事に、割と自分っぽい素の部分をまじえて、です。

Q:自分っぽい、んですね。

福士:ぽいです(笑)。もちろん作品ですし、役なので、自分と違う部分もあるんですが。ほかの役と比べるとしたら、自分っぽいと思います。

Q:ナナを含め、動物たちとの撮影は難しかったかと思います。振り返って、いかがですか?

福士:お芝居に関しては、ナナが決めるところは結構決めてくれるんです……!ものすごいお芝居をしてくれたので、自分は大変だと思わずやっていました。撮影をしているというより、単純に猫をかわいがっていた、それで撮影が進んでいった、という感じでした。猫らしく、マイペースな部分は一応あるんですが、それが「かわいい」と思えてしまいますので……(笑)。

Q:映画では高畑さんの声が入っているので感情がスムーズに理解できますが、現実では一対一でナレーションなしですよね。難しかったのでは?

福士:劇中ではナナがしゃべっているから、「だからこういう行動なんだ」とすごくわかりやすいんですが、撮影のときは、単純に自分が待っているという(笑)。間を埋めるのが、自分の中で難しかったです。「大体6間くらい待ってください」と指示を頂いたりするんですが、「6間ってどのくらいだ……?」と思ったり(笑)。そこは一番大変だったかもしれません。

Q:完成した画が想像しづらい中、三木監督からは「こんな感じになるよ」というヒントの画や映像みたいなものは提示されたんですか?

福士:……いや……監督からは「猫、しゃべるから」とだけ言われて(笑)。

Q:以上、ですか(笑)?

福士:はい(笑)。「猫、しゃべるんだ……」という(笑)。ただ、監督とはすごく微調整をしました。特にワンカットでそのままいくシーンは、自分がしゃべって、ナナがしゃべって、自分がしゃべって、という繰り返しなので、スムーズにいくよう相談しました。

Q:では、完成した作品は、福士さんにとって「ああ、こんな感じになったのか!」という驚きが強かったのか、自然に腑に落ちたのか、どちらだったんですかね?

福士:両方あります!驚いたのは、自分が観ていないナナのシーンでした。「自分がいない間にこんなことを……!」と(笑)。すごく自然だったと思うのは、高畑さんが演じたナナの声です。しゃべっていても違和感がなくて。やっぱり感動しましたし。

Q:その感動は涙となり頬を伝う……なんてことは?

福士:初めて自分の映画で泣きました。自分が出演している映画だと、現場での背景とか、それ以外のものに目がいっちゃうことがあるので特に泣けないんです。でも今回……。自分がそこに居たからかもしれませんが。ハチという猫が亡くなってしまうとか、自分が知らない幼少期のシーンでも「うわ」と泣けてくることもあって、割と泣きっぱなしでした。(取材・文:赤山恭子、写真:岩間辰徳、ヘアメイク:髙橋幸一、スタイリスト:小松嘉章、協力:ZOO動物プロ)

インタビューは後編に続きます。

赤山恭子
エンタメライター
エンタメ雑誌編集部、映画のディストリビューターを経て、現在は主に映画&テレビ関係のインタビューや取材を担当。基本おもしろ好きなので、いろいろなところに首を突っ込んでは、ワクワクした毎日を過ごす。
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