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町田啓太に単独インタビュー!「怒り」を根底に抱えたニタニタ顔で新境地【「jam」応援企画その1】

劇団EXILEのメンバー9名が総出演することで話題の映画『jam』。

本作は、ローカル演歌歌手の横山田ヒロシ(青柳翔さん)、彼女が意識を取り戻すことを願い迷信にすがる西野タケル(町田啓太さん)、刑務所送りにされたやくざへの復讐を誓う川崎テツオ(鈴木伸之さん)の3名を軸に、運命が交錯する物語です。

NOSHでは『jam』応援企画として、青柳さん、町田さん、鈴木さん、さらには小野塚勇人さん&佐藤寛太さん、野替愁平さんにリレーインタビューを実施、それぞれの魅力全開にお届けしてまいります。

第1回目はタケル役の町田さんが登場。どんな話が飛び出すのでしょうか?

Q:SABU監督とのお取り組みは、町田さんにとって心待ちなものでしたか?

町田啓太(以下、町田):そうですね。過去の作品を観させてもらっていたときには、衝撃的なシーンを毎回に入れ込む監督だな、と思っていました。バイオレンスの要素が入った作風をやっているイメージもあったので「怖い人かな……」と思ったら、全然そんなことはなく、すごくお茶目な方で。

僕が言うのも失礼な表現ですけど、「悪ガキ!」みたいな感じ(笑)。「これをやったら面白そうかな?」というのを、作品でもずっと考えていそうな監督でした。

Q:タケルのブラジャーエピソードは、もう有名ですね。

町田:ブラジャーの振り方、ね。最初、僕は普通に持ち上げて「落ちましたよ」と言っていたんですけど、監督に「いやらしく、ニタニタしながら振って……!」と言われて。遊び心がある方だな、と思いました。楽しかったです。

Q:今回、おひとりでのシーンや台詞も比較的多かったように感じました。そのあたりの難しさなどはありましたか?

町田:ひとりのシーンのときは、ほかのメンバーのシーンを見ていないこともあって、温度差がよくわからず、「これくらいで大丈夫なのかな?」と思いながらやっていました。監督が細かくオーダーしてくださったので、応えるような形で「次はどんなオーダーがくるのかな?」と楽しみにしながら。自分でも入れ込みたいな、と思うような感じでした。

Q:細かくいろいろな演出が入っていたんですね。

町田:あったり、なかったり、なんですけど。基本的には……ニタニタしながら何かをやるとか(笑)、悪だくみっぽい感じのオーダーが多かったです。

Q:タケルは前半と後半で見せる顔が違ってきます。演じ分けのポイントはどこにありましたか?

町田:タケルは単純に「彼女を助けたい」という一心で、いいことを重ねる人間ですけれど、彼女を意識不明の重体という目に遭わせた犯人への「怒り」は、ずっと根底にあるんだろうなと思っていて。その怒りはどこにもぶつけられない、けど、彼女に何かはしてあげたい、と。そこに、幻覚かはわからないですけど、神様が見えて、お告げまで信じてしまうような……、そこまで追い込まれている人間じゃないですか。

そんな中で、後半のあの出来事は、今までしてきたいいことの積み重ねなど、全部ぶっ飛んでしまったんだろうと思ったんです。そこのベクトルは、きちんと変えられるようにしました。

Q:「怒り」を常に持ちながら、前半パートもお芝居をされていたんですね。

町田:ずっと抑えている感じはあるんだろうな、と。だからちょっとした愛情の裏返しの狂気じみた感じが、気持ち悪さに見えるかもしれないです。それを出せたらいいな、と思いながらやっていました。

Q:演じるにあたって、参考にした作品はありますか?

町田:『ナイトクローラー』(ダン・ギルロイのフィルム)とかのイメージでしたね。

Q:ジェイク・ギレンホールが報道スクープ専門の映像パパラッチを演じている……かなり振り切った役ですよね。

町田:そう、ジェイクの役もずっと運転しているし、最初は何かを盗んで売りさばいて、とやっていたけど、どんどんエスカレートしていって、最後は正当化してしまう。気持ち悪い感じの、あれくらい、いききっちゃっている人間のイメージでした。

Q:SABU監督と映画のお話などはしましたか?

町田:全然したことないです。「どんな感じが好きなの?」と聞かれたような気がしなくもないな、くらい(笑)。SABU監督とは何気ない会話で「何で、ここ(劇団EXILE)に入ったの?」とか、そんな話をしていた気がします。(取材・文:赤山恭子、写真:岩間辰徳)

インタビューは後編に続きます。

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