オンもオフも!! 働く女性のためのトレンドを発信
TOP > 栁俊太郎&藤井道人プロデューサーが語る、近未来に望むモノ

栁俊太郎&藤井道人プロデューサーが語る、近未来に望むモノ

近未来を舞台にしたオムニバス映画『LAPSE ラプス』の一篇『SIN』にて、主人公のアマを演じた栁俊太郎さんとプロデューサー・藤井道人さんへの単独インタビュー後編をお送りします。

前編では、旧知の仲という栁さん&藤井プロデューサーに、5年越しで実現したタッグについて聞きました。

引き続き、後編では、藤井プロデューサーから見た、栁さんの俳優としての魅力や、おふたりが描く近未来像まで、言葉を尽くしていただきました!

Q:5年前から一緒に組みたかったというお話が前編でありましたが、藤井さんが思う栁さんの俳優としての魅力は何でしょうか?

藤井プロデューサー(以下、藤井P):最初にオファーしたいと思った作品は、『SIN』よりももっと暗くて、もっと業を背負っているキャラクターでした。社会的に虐げられたり、育ちに対しての恨みがすごくある主人公を俊太郎くんにやってもらいたかったんです。説教くさくなさというか、目と行動だけで訴えることのできるところに惹かれました。特に、目だけで伝わるところかな。

今回のアマに関して言えば、俊太郎くんがテクニカルじゃないからこそよかったのかな、というところがあって。例えば、「シェイクスピアも柔軟にできます!でも、こういうのもできます!」という俳優だったら、もしかしたら、あのアマじゃなかったと思うんです。俊太郎くんの芝居は、すごく動物的であり映画的だなと思うから、観客が寄り添えるんですよね。「答えはこれだよ」と言ってくれないところが、僕はいいなと思っています。

栁俊太郎(以下、栁):なんか……芝居をする上では、僕が準備してきたものに演出なり、編集なり、いろいろなものが加わって、映画は完成しますよね。その足し算、引き算みたいなものを大切にしないとな、と思ってはいます。あと、僕は……そんなに人って強くないと思っているので、そこを落とし込むと……観ている人にも「こういうことだ」と100%に伝えるよりは、そうでないほうが(いい)、というか。

Q:ありがとうございます。近未来を舞台にした作品にかけて、おふたりが未来に望むものは何かありますか?

栁:そうだな。映画で科学の進化を想像したときに、明るいイメージでものづくりとかをしていたじゃないですか。でも、今、科学の進歩とかを考えたら、ちょっと怖えなって(笑)。

Q:人間を凌駕するイメージということですね(笑)。

栁:そう!昔は、スーパーカーとかで楽しみだったのが。

藤井P:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とかだったのが、今はクローンが人間を殺す、みたいな。

栁:怖いな……っていうふうにもなってきちゃって。

Q:すみません。明るい未来の話がほしいんですけれど。

栁:いや!楽しみはあるんですけど……もう全部できちゃうだろうな、みたいな感覚になっちゃっていますね。「そのうち、ああ、できるんだろうね」みたいな。

藤井P:僕も、どうしてもネガティブ思考になってしまうんですけど(笑)。今パッと思ったのは、近い未来、今の仕事量の1/5ぐらいがいいなあという希望です。

例えば、作品1本に対して1年かけるとか、そういう未来が待ってくれていたらいいなって思います。俊太郎くんも、映画をやりながら、空いた日は取材みたいな毎日で、忙しいでしょう?

栁:(ややうなずく)

藤井P:とかいうよりは、それこそ俊太郎くんとカフェでお茶を飲んで、カードゲームをしながら、「最近こういう映画ないよね」、「やる?」、「なんかやろうよ」っていうところからやっていく、というような。そのために今しゃかりきに走っている感じです。1本1本、もっともっと大事に作れる未来がこなそうだからこそ、寄り添っていきたいなと意識しています。

Q:楽をしたい、なんていう意味合いではなく、1本の濃度をより高くしていくといいますか。

藤井P:精度を上げたい。今はどうしても、健康、家族、趣味とか、すべてを犠牲にして映画に打ち込んでいるので、俳優部にも強いちゃっているでしょうし。それよりは、もっとみんながポジティブに、1本1本をしっかり作るような環境に、僕たちの世代でしていきたいです。

栁:確かに、なんか余裕……ないですもんね。「こうなるだろうな」という期待も含めてですけど、日本語で全世界で観てもらえる作品ができたら、と思います。海外の人に観てもらうために、海外に呼ばれて英語を勉強して、というのではなく、日本人が日本語で話しているのが海外の方にも観てもらえる環境になっていくと思うので。僕が生まれて、……もう27ですけど、27年間日本語で生きてきている感じを全部わかってもらいたいです。

例えば、いま『テラスハウス』が海外で人気とか、結構観られていると聞くんですね。「日本人の恋愛感覚が面白い」みたいになっているらしくて。だったら、映画でもその面白い感覚が伝わるんじゃないか、と思ったんです。

Q:ぜひ、おふたりの共作でそうなっていただきたい、そんな近未来を待ちたいです。

栁:そうですよね。

藤井P:いつかは!出会った頃って……俊太郎くんはまだ21~22くらいだったっけ?あの感じよりは、27になった俊太郎くんと、32になった僕の今見据える世界観は絶対あるから、一緒になんかやりたいです。

Q:ちなみに、21~22の頃と比べて、栁さんは変わりましたか?

藤井P:どうかな!? パッと見た感じは、昔からシャイだし。……お互い結構シャイな分、酒飲まないとね。

栁:そうですね(笑)。

藤井P:熱は変わっていないとは思います。それで、トゲがいい意味で多分、変わっていったかなと、お芝居を見ていて思います。昔は、もう少し怖かったから(笑)。今は、やっぱり「格好いいな」というオーラが出てきたな、というほうが強くて。「初めまして」のときは……怖かった。でかいし。

栁:(笑)。

Q:貴重なお話の数々ありがとうございました。最後に、NOSH読者にメッセージをお願いします。

栁:とにかく『LAPSE ラプス』は映像がすごく格好いいですし、ファッション的にもいいですし、魅力にあふれていると思います。グッとくる作品に仕上がっていると思うので、ぜひ劇場で……僕自身「劇場で観たい」と思う作品なので、ぜひお願いします。

藤井P:今回は俊太郎くんが出ている『SIN』のほかに、『失敗人間ヒトシジュニア』と『リンデン・バウム・ダンス』という全3本の、それぞれのクリエーターが考える、それぞれの3つの未来が描かれています。決して「未来はこうです」と定義づけた映画ではなく、「未来ってどうなるんだろう」と考えるきっかけになってもらえるといいなと思って、僕たちは作りました。観た後には、3本別々の感想が出ると思うし、それを基に、何か自分に返ってくる作品になってくれていればと思っていますので、ぜひ劇場でご覧ください。(取材、文:赤山恭子、写真:映美)

【関連記事】

■栁俊太郎さんサイン入りチェキをプレゼント!

NOSHでは栁俊太郎さんのサイン入りチェキを抽選で1名様にプレゼントします♡

【応募方法】

1:NOSHの公式Twitterアカウント(@nosh_media)をフォローし、以下ツイートをRTしてください。

2:以下、応募フォームより必要事項を記入して送信してください。(NOSH運営会社(株)TBSテレビのサイトに移動します。)

※ 当選者の方に限り、NOSH編集部よりDMにてご連絡いたします。応募期間後もアカウントのフォローをお願いします。また、当選のご連絡後、2日間ご返信がなかった場合は無効となりますので、ご注意ください。

【応募期間】

2019年2月22日~2019年3月1日

【注意事項】

※ 鍵付きアカウントは応募状況の確認ができないため、無効といたします。

※ 本プレゼントキャンペーンにおいて、不適切な行為がされていると判断しましたアカウントは、対象外となります。

※ 本プレゼントキャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

※ インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用は読者様のご負担となります。

※ 応募時の内容に記載不備がある場合は、無効となります。

※ 抽選に関するお問い合わせは一切お答えいたしかねます。

赤山恭子
エンタメライター
エンタメ雑誌編集部、映画のディストリビューターを経て、現在は主に映画&テレビ関係のインタビューや取材を担当。基本おもしろ好きなので、いろいろなところに首を突っ込んでは、ワクワクした毎日を過ごす。
Recommend
検索窓を閉じる