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土屋太鳳&志尊淳にインタビュー!初挑戦の吹替は「一緒に旅をしているような気持ちになれた」

2019年も多くの作品に出演している土屋太鳳さん&志尊淳さん。

ふたりは『バンブルビー』にて、初めてハリウッド実写映画の日本語吹替を担当! 土屋さんは主人公の少女チャーリーの声を、志尊さんはチャーリーに想いを寄せる少年メモの声を、エネルギッシュに吹き込みました。

『バンブルビー』は、自分の居場所を見つけられないチャーリーが、廃車寸前のボロボロの黄色い車を発見し、実は黄色い地球外生命体だったことから“バンブルビー”と名付け、思いがけず友情を築いていく物語です。

NOSHでは、土屋さん&志尊さんにインタビューを実施。お互いの声の印象や、吹替の面白さ&難しさについて、とことん語り合っていただきました。

Q:吹替時の映像を拝見しまして、おふたりとも表情豊かで人物になり切っていたかに見えました。声の演技とはいえ、自然と表情も変わっていってしまうものですか?

土屋太鳳(以下、土屋):そうですね……!これまで体を動かして、スクリーンを通して人に伝えることをやってきたので、「私にできることって何だろう」と考えたときに、自然と表情を(演じる役者に)合わせて声を出すことかなと思い、臨んでいました。感情と同じ表情になってしまいませんか?

志尊淳(以下、志尊):ですね、なっちゃいますね。メモという役は、やっていてすごく楽しかったので、初めての吹替がメモでよかったと思いました。好きなだけ声も出せますし(笑)。

土屋:確かに、メモって変な声も出していましたよね!?

志尊:そうなんです(笑)。「×××」みたいな!自分でやりながらも、「どこからこの声出てるんだ!?」と思って、演出してくださる方に「この声は、どういう感情ですか?」と聞いたりしていました。プロの方が「とりあえず、もう少しキーを上げてみようか」と調整してくださり、きちんと導いていただいたおかげで、できあがった声です。

Q:実写洋画の吹替は初挑戦でしたが、声だけで演じること、自分ではない役者さんに声を当てることは大変でしたか?

志尊:実際に演じられている方の想いやメッセージを、言語を変えても伝えることが必要で、その上で自分ができることと言えば、その役者さんの息遣いやテンポ、リズムを合わせることなんですよね。ですが、それは相当大変でした。

センテンスひとつをとっても、日本語だと短いけど英語だと長くなるとかがあって、逆も然りで。言語が変わると呼吸感が全然違いますし、音の中にハメないといけないので、もちろん感情的なところは感情的になりつつも、そうした技術的なものを求められる部分があったので、すごく学ぶことが多かったです。巧みにやられている声優さんは、やはりものすごいなと改めて感じました。

土屋:本当に、声のお仕事は難しさを感じることがすごく多かったです。志尊さんの言った息遣いとか、「この尺で、この言葉入るかな?」というところもかなりあったので。急ぎ目に台詞を言ったら、「そんなに焦らなくていいよ、もっとゆっくり言ってね」と教えていただいたりもして。

尺に合わせながら、言葉の中に感情も込めて、聴きやすくしないといけないところは難しかったです。

Q:反対に、声だけの演技の楽しさは、どのあたりにありましたか?

土屋:いつもは集中して作品に入るんですが、その世界から一歩引いて観られたことが不思議でしたし、楽しかったです。もう、本当にバンブルビーがかわいくて、愛おしくて……!

志尊:寄り添っている延長線上で、その気持ちになって共存できるところが楽しかったです。あたかも自分が今演じているんじゃないかな、という気分を味わえることは、なかなかないので。文化も違いますし、環境も違う中に自分が生きているような感覚は、すごくワクワクしましたね。

Q:収録は別々だったそうですが、お互いの声を聴いた感想も伺いたいです。

土屋:収録自体は別々で、私が先に録って、その途中で志尊くんが入って、私がまた志尊くんの声を聴いて、声を録って……という感じでした。

「日本語だと、メモはどんな声になるんだろう?」とずっと期待して想像していたんですけど、私の考えることなんかより遥かにメモらしいメモの声と言いますか……!聞いた瞬間に「ああ、メモだ!」と思えて、とにかくうれしかったです。途中からは志尊さんのメモの声と、一緒に旅をしているような気持ちになれました。

志尊:僕も思い描いていたチャーリーと、本当にすごくリンクしました。儚い部分もあれば、凛とした部分もあって、すごく繊細に感じましたし。それに、日本語の声で掛け合いをする世界に入り込ませてくださったので、ものすごくリードしていただきました。

土屋:(首を振り)そんな。志尊さんの演じたメモの声は優しさがあるので、怒ったり笑ったりする自分の感情も出やすくなるんです。こちらこそ、気持ちを引き出してくださる声だと思えたので、最後まで頑張れました。(取材、文:赤山恭子、写真:長井太一)

インタビューは後編に続きます。

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