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高杉真宙にインタビュー「久々に逃げ出したくなった」現実逃避をした初体験

美しい透明感に目を奪われる俳優・高杉真宙さん。

高杉さんは、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の「僕」役で、声優に初挑戦しました。

本作は住野よるさんのデビュー作にして、累計書籍発行部数が260万部を突破した人気小説であり、2017年に公開された実写映画も大ヒットを記録、満を持してのアニメーション制作となりました。

他人に興味を持たず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」(高杉さん)は、クラスの人気者・山内桜良が膵臓の病気で余命いくばくもないことを知ってしまったことから、ふたりの交流が始まります。

NOSHでは、アニメ大好きな高杉さんが本作に挑んだ意気込みから、「逃げ出したくなった」とこぼすほど苦労したところまで、インタビューで聞いてきました!

Q:製作プロデューサーが、高杉さんのナレーションを聞いたときに「“僕”の声を見つけた」とオファーしたそうですが、そのときのお気持ちはいかがでしたか?

高杉真宙(以下、高杉):皆さんもご存じかと思うんですが……、僕は漫画、アニメ、ゲームが大好きなので。声優さんのお仕事をやりたいと、ずっと思っていたので、オファーをいただけたのはすごくうれしかったです。ただ、初めての挑戦が原作も映画もこんなにも評価されている作品だったので、「こんなに大きな作品でやらせていただけるのか……!?」と思いました。現実味を帯びてくると、緊張と不安が本当に強くて。自分が今まで見てきた声優さんの演技にどこまで追いつくことができるんだろう、と必死になって考えていました。

Q:好きだからこそのプレッシャーがあった、ということでしょうか?

高杉:もう……存分にありましたね。自分が好きだからこそ、いろいろな人の気持ちがわかるのもありますし、自分がやる意味というものも考えますし。実際に声をあててみると、自分が「こうしたい」という理想と、自分ができない現実のギャップがなかなかひどいもので(苦笑)。久々に逃げ出したくなった作品でした。「明日が来なければいいのに……」と、現実逃避を15分くらいしつつ(笑)。

Q:意外です。どのあたりが「逃げ出したくなった」要素の難しさだったんでしょうか?

高杉:仲のいい友達にも「映像とアニメで(難しさの)何が違うのかわからない」と言われたんですけど、結構違うんです。演技の仕方で言えば、映画やドラマは表情、動き、声、台詞の表現で、そのときの感情を表すことができます。もっと言えば、映像だと、逆に声でお芝居をしないようにしたいな、と思っています。どれだけナチュラルにしていけるのか、自然に演技ができるようになりたい、といつも思っているので、映像では演じる上であまり声のお芝居をつけなかったりすることがありました。

反対に、声優さんのお芝居は抑揚をつけますし、声だけでその感情が伝わるようにしていかないといけない。表現の仕方はわかってはいるんですけど、ハマらなかったりしたので、そこが難しかったです。キャラクターと分裂して聞こえたりしないようにとも思うけれど、どうしたらいいのかわからなかったりもして……。

Q:しかも「僕」は感情の起伏が激しいようなタイプの男の子ではないですし。

高杉:そうなんですよ……!アニメの中でも表情が豊かでもないし、起伏が大きいわけでもないので、微妙なニュアンスをどこまでできたら正解なのか、ずっと考えていました。観ている皆さんには伝わらないといけないので……、必死でした。

Q:微調整は監督の指導があって、完成されたんですか?

高杉:そうですね。「もうちょっとこうかな」と言っていただいたり、何回かすり合わせをしてやっていきました。

Q:役作りにおいては、実写映画版を御覧になって参考にしたりされましたか?

高杉:いえ、観ていません。もしかしたら、引っ張られるようなこともあるかなと思いましたし、……怖いじゃないですか?原作も映画もとても評価されているので、「観たら余計緊張しそうだ」って。あと、劇場アニメは別物だと思ったこともあり、あえて観なかったです。

Q:では、高杉さんは「僕」をどういう男の子だと捉えていましたか?

高杉:本当に難しい男の子だと思いました。原作も台本も読んだときに「複雑な子なんだな」と。第一に、人と近づいたりするのが怖い子なんだろうな、と思ったんです。自分の世界は小説の中で十分だから、人に近づくのも、近づかれるのも怖く、すべて殻に閉じこもっていました。けれど、桜良という「僕」がこれまで小説で読んできた中のどれにも当てはまらない人物に出会って、彼女の生き方や考え方に惹かれていくんですよね。その殻の破られ方が表現できたらいいな、とやっていました。ふたりの距離感では、あまり近づきすぎないことも意識していましたね。

Q:中でも、特に難しかったシーンはどこですか?

高杉:冒頭のシーンです。その後、過去に戻って、桜良との出会いのシーンから始まるんですけど。台本を最後まで読んでいるので感情はわかっているんですが、結果、その冒頭のシーンは最後に録らせてもらいました。基本、順録りでやっていきながら、最後まで録り終わって、元に戻って最初のシーンをやった感じです。感情としては、そのほうが気持ちが乗りやすく、「僕」として、やりやすかったです。(取材、文:赤山恭子、写真:岩間辰徳)

インタビューは後編に続きます。

☆後編はこちら

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』は9月1日(土)より全国ロードショーです!

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赤山恭子
エンタメライター
エンタメ雑誌編集部、映画のディストリビューターを経て、現在は主に映画&テレビ関係のインタビューや取材を担当。基本おもしろ好きなので、いろいろなところに首を突っ込んでは、ワクワクした毎日を過ごす。
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